マー君こと田中将大選手は、11月24日に自身のYouTubeチャンネルで、「楽天イーグルスと来季の契約を結ばずに新たなチームを探すことに決めました」と話し、自由契約となり今季限りでの楽天イーグルスを退団することを発表しました。
2013年には楽天の日本一に貢献し、メジャーリーグでも活躍した日米通算197勝の「田中将大」の次なる球団はどのチームか予想します。
楽天退団の理由
楽天球団は今季の年俸２億6000万円から、40％の減額制限を大幅に超える5000万円プラス出来高を提示したとみられています。それを受け田中選手から「自由契約」の申し入れがありました。
田中選手は今季右ひじをけがしていた関係で、一試合の登板のみでした。
新天地候補
新天地候補として、ヤクルトスワローズ、巨人、中日、日本ハム、ロッテなどがあげられています。
また、ヤクルトに関しては、既に獲得に向けて調査が行われているそうです。
個人的に田中将大はヤクルトか巨人のどちらかに入団する可能性が高いと思います。
その理由を説明していきます。
ヤクルト
ヤクルトに行く可能性は４0%
ヤクルトに行く可能性は候補球団の中でも高いと思います。利点を説明します。
ヤクルト側
- ヤクルトは今季2桁勝利を挙げた投手が一人もおらず、先発投手の補強が最重要課題
- 内川ら実績がありながら戦力外になった選手を獲得し、チームに好影響を与えた経験
田中側
- 楽天時代バッテリーを組んでいた嶋がヘッドコーチとして在籍している
2年連続5位に低迷した今季はリーグワーストの防御率3.64。先発陣の防御率は4.02で、リーグ優勝を飾った巨人の2.60と大きな差がありました。田中選手が移籍1年目から2ケタ勝利をマークするのはハードルが高いですが、経験豊富な先発右腕は補強ポイントと一致すると思います。そして、楽天時代にバッテリーを組んでいた嶋基宏ヘッド兼バッテリーコーチの存在も心強いと考えます。
また、ヤクルトは内川や西川、坂口など経験豊富な選手を獲得し、リーグ優勝をした経験をもち、良い印象をもっていると考えます。今季限りで青木選手が引退し、不在になった精神的支柱としての立場も田中選手なら担うことができると期待できます。
巨人
巨人に行く可能性は３0％と予想します。
巨人は20％と予想しました。
巨人側
- メジャー挑戦の菅野の穴埋めをすることができる
- 戸郷ら若い投手陣のお手本かつ精神的支柱になれる
豊富な経験を持つ田中将大であれば、メジャー挑戦を表明した菅野智之のようなピッチャー人をまとめる役割を期待することができます。巨人は今までも岩隈久志や中田翔などベテラン勢を獲得し、若手の手本になる選手を重宝してきました。二年連続リーグ優勝そして日本一に向け、投手陣の総合力アップは必須です。田中将大も強力打線の巨人なら、8勝はしてくれるのではないかと思います。また、資金面でも他球団より好条件を出せることも強い事でしょう。
そして田中将大側としても旧友である坂本勇人がいることは大きい事でしょう。この大エース二人を支柱に躍進する巨人軍を見てみたいところです。
まとめ
楽天を自由契約となった田中将大選手の去就を予想してきました。私の意見としては、ヤクルトと巨人に行くのではないかと考えています。
ヤクルトと田中将大双方の利点が多いことです。
- ヤクルトは今季2桁勝利を挙げた投手が一人もおらず、先発投手の補強が最重要課題
- 内川ら実績がありながら戦力外になった選手を獲得し、チームに好影響を与えた経験
- 楽天時代バッテリーを組んでいた嶋がヘッドコーチとして在籍している
巨人と田中の双方の利点としては
・メジャー挑戦の菅野の穴埋めをすることができる
・戸郷ら若い投手陣のお手本かつ精神的支柱になれる
・坂本勇人の存在
以上のように田中将大の去就を予想してきました。球界のエースの復活に野球ファンは注目していると思いますし、どの球団で投げているの考えるだけでもわくわくします。
今後、ますます交渉が本格化されていくことは間違いないですし、注目してみていきたいと思います。
