J1リーグ37試合を消化し、1位ヴィッセル神戸(69)2位サンフレッチェ広島(68)3位町田ゼルビア(66)でこの3チームに優勝の可能性があります。
Jリーグは各チームのレベルが拮抗して、難しいリーグと言われている中、優勝の可能性を残している3チームの強さの理由に迫っていきたいと思います。今回は2位につける「サンフレッチェ広島」です。
目次
- サンフレッチェ広島 強さの理由①
- サンフレッチェ広島 強さの理由②
- サンフレッチェ広島 強さの理由③
- まとめ
サンフレッチェ広島 強さの理由①
サンフレッチェ広島のフォーメーションは、3-4-2-1です。その3バックの3枚の安定感が際立っています。
失点数は、37節経過時点でリーグ5位の40失点です。ウイングバックの選手は積極的に攻撃参加するのが、サンフレッチェ広島です。そのため後ろは3枚で守らならければいけない事が多いですが、3バックの塩谷選手、荒木選手、佐々木選手は身体能力が高く、対人守備にも優れていて守備のカバー範囲がとても広いです。
この3人がいることで、ウイングバックが積極的に攻撃参加でき、リーグ最多得点になっていると考えます。
サンフレッチェ広島 強さの理由 ②
豪華な攻撃陣を誇り、リーグ最多の得点力を記録していることです。
37節経過時点で、得点71はリーグトップです。1試合の平均得点は、1.91となっており攻撃力の高さが伺えます。
その攻撃力でキーポイントとなるのが、ウイングバックの攻撃参加です。ウイングバックを務める、中野選手と東選手は積極的に攻撃参加し、3バックを除く7人で攻撃を仕掛け厚みをかけるのはサンフレッチェ広島の強みです。中野選手は、5得点5アシストという並外れた成績を残しており、今のサンフレッチェ広島に欠かせない選手の1人になっています。
サンフレッチェ広島 強さの理由③
スキッペ体制3年目で戦術の浸透が進み完成度の高いチームであることです。
ハイプレスの際は、各選手が持ち場を離れることを厭わず、迷いなくボール保持者にアタックします。敢えて陣形をいびつにすることで、相手が予測できない形で猛烈なプレッシャーをかけることができ、それゆえボール奪取の成功率も上がり、ショートカウンターに繋げることができます。
また、広島は3年を通して移籍などで主力選手が流出することが少ないことも、戦術理解が深まっている理由で、「スキッペ流ハイプレス」がピッチ上で表現されています。
まとめ
今回はJ1リーグで、ヴィッセル神戸に次ぐ2位につけ、逆転優勝を目指すサンフレッチェ広島の強さの理由をまとめてきました。
スキッペ体制3年目で戦術の浸透が進み、ハイプレスによってショートカウンターを仕掛け高い攻撃力を持ち合わせています。その高い攻撃力があるのは、後ろの3バックの安定感と選手の高い戦術理解度があるからです。
最終節での逆転優勝はあるのか、サンフレッチェ広島に期待したいと思います。
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