秋の味覚として人気を誇るさつまいも。ホクホクのさつまいもは、美味しいですよね。私も好きな食べ物の一つです。そのようにみなさんがお好きなさつまいもには、身体に良く健康的な成分が多く含まれているのはご存知でしょうか。その驚くべき効能についてご紹介します。また、食べるなら栄養満点で食べたいですよね。その食べ方もご紹介します。
目次
- さつまいもの主な栄養素とメリット
- 栄養満点の食べ方
- まとめ
さつまいもの栄養素とメリット
さつまいもの栄養素
さつまいもの可食部100gあたりのカロリーは134kcalです。
さつまいもの栄養素は以下の通りです。
炭水化物 | 31.9g |
---|---|
食物繊維(総量) | 2.2g |
カリウム | 480mg |
カルシウム | 36mg |
マグネシウム | 24mg |
リン | 47mg |
ビタミンA(β-カロテン) | 28μg |
葉酸 | 49μg |
ビタミンC | 29mg |
メリット
サツマイモには、食物繊維が多く含まれています。さらにヤラピンという成分が排泄を助け、便秘を防ぎます。
また、みかんと同じくらいビタミンCが豊富であり、さつまいもに含まれているビタミンC・ビタミンE・ポリフェノールは、抗酸化力が強く、老化の原因とされている活性酸素の生成を抑制してくれます。
その他、カリウム、カルシウムなども豊富に含まれています。
栄養満点の食べ方
皮ごと食べる
サツマイモは、皮にビタミンやミネラル、食物繊維などをたっぷり含んでいます。ですので、皮をむかずに食べることでしっかり摂取できます。
蒸して食べる
ビタミンCは加熱や水、酸化に弱い栄養素ですが、サツマイモの場合、蒸せばビタミンCの損失はほとんどありません。
また、蒸すとGI値が下がり、体脂肪を生成しにくくなります。GI値とは、食後の血糖値の上昇を示す数値のことで、GI値が高いほど血糖値が急激に上がりやすいといえます。血糖値が上昇すると、それを下げるためにインスリンというホルモンが分泌されますが、余ったインスリンには体脂肪を合成する働きがあります。
さつまいもは、調理方法によってGI値が以下のように変わってきます。
- 焼く 80~85
- 蒸す 45~50
- 茹でる 40~50
- 揚げる 70~80
健康的に食べたい方は、蒸す、茹でる食べ方を試してみてください。
まとめ
今が旬で、皆さんが大好きなさつまいもには、身体に嬉しい健康的な栄養成分が多く含まれている事を紹介しました。
皮ごとのさつまいもを蒸す、または茹でる食べ方で、調理して心身共に健康的な日々を過ごしましょう。
さつまいも - カロリー/栄養成分/計算 | カロリーSlismさつまいものカロリーは1本200gの可食部 182gで229kcal。炭水化物は58g、タンパク質は2g、脂質は0g。サツマイモの栄養の特徴(とくちょう)について教えてください。:農林水産省調理法で変わる?さつまいものGI値とダイエットに失敗しないポイント | おいも美腸研究所ダイエットをする際に気にしておきたいのがGI値。この記事では他のと主食と比べた時のさつまいものGI値や調理法による影響、ダイエットにさつまいもを活用する時に注意するポイントについて紹介しています。