こんにちは、@captain_muscle_です。
今回は、ベストイレブン選ばれた「鹿島アントラーズ・知念選手」の凄みをご紹介します。
知念選手は、12月10日に行われたJリーグアウォーズで、ベストイレブンに選出されました。今シーズンからボランチに転向し、「ボラン知念」という言葉も生まれました。
一年目ながらベストイレブンを受賞した知念慶の凄みについて深ぼっていきます。
知念慶の凄み
知念慶の凄み1
まず、圧倒的なデュエルの強さです。
知念選手はデュエルで圧倒的な強さを誇りました。それはデータとしても現れていて、デュエル勝利総数はリーグトップの138です。2位の岡村選手(札幌)が118なので、知念選手がずば抜けた球際の強さを持っていることがわかります。
個人的に印象的なシーンは、国立競技場で行われた横浜Fマリノスとの一戦で、68分にヤンマテウス選手との1対1は、知念選手の迷いなく刈りに行く特徴が存分に出たシーンでした。
知念慶の凄み2
次の知念の凄みは、他の選手の長所を自分のものにする能力が長けていることです。
夏までは、マインツへ移籍した佐野海舟とボランチでコンビを組んでいました。佐野海舟からの長所は、読みの良いボール奪取で、ブンデスリーガで4位のデュエル勝利数を誇っています。今の知念慶の代名詞であるボール奪取は佐野海舟から学び、自分のものにして行きました。
夏以降は、柴崎岳とボランチを組むようになり、パスでゲームを作ることやボランチの位置から前線へ果敢に飛び出すようになりました。それは結果としても現れていて、今シーズン上げた3ゴールは柴崎岳と組むようになってから生まれました。
また、最終節の町田戦でも鈴木優磨の得点に繋がるスルーパスを出しており、ゴールに直結するパスも出せるようになってきて、いよいよ手が付けられないなくなってきた印象です。
知念慶の凄み3
3点目は、身長:177cm、体重:73kgの日本人離れした強靭なフィジカルです。Jリーグの中でも大柄の方ではないですが、高い身体能力を持ち合わせ外国人選手にも負けない地上戦、空中戦問わず能力を発揮しています。
SNSに上がっていましたが、オフィストレッチという理学療法士の方のパーソナルトレーニングを継続的に行い、動かせる筋肉をつけ、身体の使い方や柔軟性をケアしています。
今年一年通して長期離脱することが少なかったのは、このようなオフザピッチでの高い意識が、ピッチ上でのハイパフォーマンスに繋がっているのだと思います。
まとめ
以上、ベストイレブンを受賞した知念慶選手の凄みを話してきました。
まとめると
- 圧倒的なデュエルの強さ
- 他の選手の長所を自分のものにする能力が長けていること
- 強靭なフィジカル
この3つが知念選手の凄みであると思います。
総括
ボランチ1年目ながらベストイレブンに選出されたのは、知念選手のフィジカルや戦術理解度の高さもあると思いますが、一番はFWからのポジション変更をポジティブに捉え、トライし続けたことだと思います。
プレーに注目が行きますが、知念選手の人間性の良さがこのような成長に繋がったのだと改めて実感しました。ボランチ2年目になる来シーズンはマークもより厳しくなるでしょうが、知念選手なら更に成長してくれると思います。
来シーズンもボラン知念に注目です!